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アダルトチルドレンの種類
アダルトチルドレンとは「家族や世間の中で幼少期から演じ続けてきた偽りの自分」である。
アダルトチルドレン研究者の一人であるクラウディア・ブラックは、以下のようにアダルトチルドレンの行動パターンを分類した。
①ヒーロー ②スケープゴート ③ロストワン ④プラケーター ⑤ピエロ ⑥イネイブラー ⑦リトルナース ⑧ロンリー ⑨プリンス
ここでは、それぞれのアダルトチルドレンの特徴を簡単に説明します。
ヒーロー
以下のようなタイプです。
・子供の頃から、学級代表や部活のキャプテンなどを任せられることが多かった。
・親からの期待に応えるために、常に頑張ることをしてきた
・親から褒められるために、勉強や習い事を頑張ってきて、それなりに結果も出してきた
・弱いものいじめなどを許さず、周りからの信頼も得てきた。

スケープゴート
一家の負を全部背負うような子どもです。
・病気をするのはこの子
・非行をするのはこの子
・問題を起こすのはこの子
・生贄のような状態になる子
もちろん、心の奥では生贄にはなりたくないのです。

ロストワン
いない子としての役割をする子どもです。
・集団が苦手だった
・外よりも家の中で大人しく遊ぶことが多かった
・自己主張が出来ない
・無口で大人しい
・孤独を感じることが多かった

プラケーター
慰め役の子です。
・母親の愚痴などを聞いてきた
・人に同情しやすい
イネイブラー
支え役・世話役の子供のことである。
・母親に変わって弟や妹の面倒を見る
・長女が女性ではなく長男のような役割を自らに課す
・困っている人がいると助けないとと思う

リトルナース(ケアテイカー)
リトルナースはケアテイカーと呼ばれることもあり、プラケーターやイネイブラーと近いところにあるタイプです。
そもそもアダルトチルドレンのタイプ分け自体が正式なものではないので、ケアテイカーを入れてプラケーターを抜いたり、
リトルナース・プラケーター・イネイブラーを一緒のグループにしたりすることもあります。
・いわゆる血縁関係以外の他人に対しても、自分のことのように一生懸命問題を解決しようとする人。
・共依存関係に陥りやすい
・褒めてもらいたいという意識や承認欲求が強い
・セラピストやカウンセラーになることも多い

ピエロ
道化役の子供のことである。スケープゴートの一種であるとも言える
・家族の雰囲気が悪くなると面白いことを言って空気を和ませようとする
・突然、頓珍漢な質問をし始める
・歌ったり踊ったりする
・家族にとっては頭が悪いとか、ペットのような扱いをすることもある

ロンリー
独りぼっちの子供である。
ロストワンに似ているようだが、ロストワンは集団の中にいて、姿を消しているイメージであるのに対し、ロンリーは、現実的にも一人でいる時間が長い。

プリンス
王子と言ってもあまりよい意味ではない。
・周囲の期待に応えようとして自分をなくす。
・八方美人で流されやすい。
・ヒーローと違い影で期待に応えようとするので、裏方の要素が強い。
・頼まれたら断れない。

アダルトチルドレンの種類のまとめ
他にも色々なパターンに分類されることもあるが、おおまかにはこのように分類される。
そして、これらは単一の形で現れることはまれである。
たとえばイネイブラーの要素とプラケーターの要素が混ざっていたり、多くの要素はスケープゴートの要素を合わせ持っていたりする。
アダルトチルドレンは自分自身の根源的な欲求を棚上げしm他人の欲求を自己に取り入れ、自分の欲求のようにしていきている。
こうして自分の感情さえも感じることができなくなってくる。
アダルトチルドレン像によって、結婚相手や仕事選びに至るまで、人生においてありとあらゆる影響を受けることになるのである。