心理学一般

自己肯定感を高めるための具体的な方法とは?

2022年3月6日

あなたは、自己否定、自己卑下をしてしまったりすることはありませんか?

中にはあまりそのようにならないタイプの人もいるかもしれませんが、多くの日本人が、自己卑下や、自己否定をしてきたことがあるのではないでしょうか。

それは、国民性や日本独特の文化や習慣、教育などによってそのようになってしまったと言えるでしょう。

ここでは、多くの日本人が悩む自己肯定感を高めるための具体的な方法をご紹介します。

自己肯定感をあげるための具体的な方法は?

①まずは、あなたの存在自体を感じてみましょう

あなたは、そもそも素晴らしい存在であるということに気づいていますか?

私たちの身体組織は意思とは関係なく動いている部分があります。

例えば、嫌なことがあって「最悪!」と思ったり、「生まれてきた意味が分からない」とか思って自虐的になったとしても、心臓は自分の意思とは関係なく動いていますね。

どんな時でもどんな人でもドクンドクン、と常にあなたに、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、

「生きてね」「生きてね」「生きてね」と動いています。

あるいは、豚肉をスーパーで買ってきて、置きっぱなしにしていると腐りますが、私たちは痛みません。

私たち人間は、意思とは関係なく、確実に酸素を送り届けて、化学反応を起こして、細胞を活性化してくれています。

あるいは、赤ちゃんの時には、母乳から骨、肉、臓器や髪が作られていきますね。

こうして私たちは、私たちがどんな状況であれ、心情であれ、生きていかれるように、生命活動が行われています。

これらは、私たちの意思に関係なく行われることで、ロボットでは絶対に作ることができないような存在です。

私たちは生まれながらにして、すごい存在なのです。

どんなに辛い状況があるにしても、「生かされているんだ」と感じることで、自分自身はすごい存在なんだと気づき、腑に落ちることができます。

このような生かされているということに意識を向けた時に、「ありがたい」と感じ、感謝が生まれることが最も大切だと思います。

②何があっても、自分を責めそうになっても「私」を認める

大きな失敗をしてしまった時や、自分の理想通りに事が進まなかった時、普段なら、

「なんでこんな失敗をしてしまったんだろう?自分はなんてバカなんだ。」とか、

「また同じ事を繰り返してしまった、何で私って変われないんだろう」と思ってしまったりすることはないでしょうか。

でもそんな出来ない自分も、理想通りにやれない私も、すべて一度認めるということをしてみて下さい。

自分自身にまず、このような言葉を投げかけてみることをお勧めします。

  • 「あ、またこんな思考をしてしまったな、そうかそうか」
  • 「そっかそっか、そんな気持ちになっているんだね」
  • 「これも私だよね」
  • 「そう思っても無理はないよ。大変だったもんね」
  • 「あなたの気持ち、分かるよ」

このような言葉をかけてあげることにより、自分自身の気持ちが落ち着くと共に、一旦 客観的に見るような状態になります。

また、メリーゴーランドのような思考サイクルから脱出するきっかけにもなるのです。

毎日自分の発言や行動を自分が自分で認めてあげて、自分自身に言葉をかけることで、自分はそのままでいいんだという気持ちが少しづつ芽生えてくることでしょう。

③これまで頑張ってきたことを思い出す

誰でもこれまでの人生において、多かれ少なかれ、頑張ったことがあるのではないでしょうか。

習い事を頑張ったとか、勉強を頑張ったとか、友達と良い関係を築くのを頑張ったとか、何かしらあるはずだと思います。

それらの自分が頑張ってきたことを一つ一つ書いてみて下さい。

そして、そのことに対して、

「よく頑張ったね」と自分自身にしっかりと褒めてあげて下さい。

何度も何度も繰り返すことで、自分は頑張ることも出来るんだと再確認することができるでしょう。

もしも、何一つ頑張ってきたことがないと思った場合、今日まで生きてきた自分自身に対して、褒めることをして下さい。

辛いこと、投げ出したい事、色々あったかもしれませんが、あなたが今生きていること自体が、素晴らしいことです。

「色々あったけれど、頑張ってきたよね。ありがとう」と自分自身に対して、寄り添う気持ちで言ってあげることです。

今まで生きてきたことを褒めてあげることで、自分はこれまで頑張って生きてきたんだと思えたら少しずつ、元気になっていくことができますよ。

自己肯定感があまりに低いと感じる状況に陥っている場合には、あなたが今日まで生きてきたことに感謝してみましょう。

④自己肯定感が低いと思ってしまう本当の理由について考えてみる

③の自分のこれまでの生き方を認めて、自分の気持ちを感じ切った後、再度、自分はダメだとか、自分は何をしても出来ない、ということを繰り返し考えてしまう場合には、こちらの方法が合う場合があります。

実は自己肯定感が低いと考える人の中には、意外な意識が原因になっていることがあります。

それは、自分では気づいていない、いわゆる潜在意識と言われる部分で、「変わりたくない」「成長したくない」「やりたくない」といった意識があることがあります。

実は、自己否定をしていれば、やらなくていいい理由になります。

人は生まれながらにして怠慢という性質があります。誰もがゆっくりしたいとか、動きたくないという本能があるために、自己否定という正当化したような理由を作り上げ、やらなくてもいい理由と化してしまうのです。

このような心理は、仕事や勉強に対して前向きな人を観察すると気づくことがあるでしょう。

仕事に前向きな社長などは、会社をいかによくしていくか考えたり、目の前のことに一生懸命に取り組んでいるので、自己否定をしている暇さえありません。

勉強に前向きなタイプの人も同じことが言えるでしょう。

もちろん、人間ですから、誰かに何か言われることで落ち込んだり、努力しても結果が出ない時にショックを受けたりすることもあります。

でも、前向きに物事をとらえるタイプの人は、自己否定のループにはまり、そこから抜け出せないということが少ない人が多いと思います。物事を建設的に捉えて、目の前の問題に対して、どうしたら改善できるのかということに焦点を当てて、物事に取り組みます。

自己肯定感が低いと考えている人は、自分の中の怠慢な意識がないかどうか、自分を誤魔化している部分がないかどうか、自分の潜在意識の、奥深い思いに気づいてみよう、と考えてみましょう。

実は自分は成長したくなかったんだ、努力したくないだけだったのかもしれない、そのような部分が少なからずあったのかもしれない、と気づく、ということが自己肯定感を上げるための第一歩になりますよ。

⑤その日にやると決めたことを必ず実行する

④では、実は自己肯定感の低さを問題視する人の中には、怠慢な部分に問題があるタイプの人がいるとかきました。

そういうタイプの人の場合には、日々の生活を少しずつ改善することで、自己肯定感があがることがあります。

怠慢さが、もしかしたら原因になっているかもしれないと思った方、その部分が強く出ているタイプの人で自己肯定感の低いかもしれないと気づいた人は、自分の出来なかったことを責める傾向があります。

また、出来なかったことを責める傾向のある人の中には、親がコントロールするタイプであったという場合も多々あります。

親がコントロールするタイプの場合には、自分で決めて、実行するという経験が少なくなります。

自分がしたいと思って行動する前に、親が先に先に決めてしまってレールを敷いてしまうからです。

自分で決めるということは責任が伴います。その責任を果たすために行動し、自分で責任を取って行う。

この一連の流れが経験の中に少なかった場合、常に物事を考えて行動する時に、迷いが生じ、優柔不断な性格になります。

そのようなタイプの人の場合、極端な話ですが、気づいた時には、自分で自分の服を選ぶということさえ出来なくなることがあります。親の意見の通りに生きてきてしまったために、自分がどんな服が好きで、どんな服を着たらいいのか、どんな服が自分に合っているのかさえ分からなくなってしまうのです。

自分で決断する、ということをしてこなかった人には、自分の意思で決めたことを、自分の意思で実行するという習慣を身につけることをお勧めします。

毎日自分の意思で決断し、それを実行するという習慣を続けることで、自分には出来るんだという自信が生まれてきます。

毎日行う目標はどんな小さなことでも構いません。植物に水をあげる、でもよし、腹筋を毎日30回やるでもよし。自分が出来そうで出来ないことを目標とします。出来そうで出来ないことを1ヶ月、2ヶ月・・・と続けていった、自分は出来るんだ!と自信がつくでしょう。

こうして毎日続けるうちに、知らず知らずのうちに自分を認める気持ちが高まり、自己肯定感が強まっていきます。

毎日違った目標を作ってをそれを行っても構いません。1ヶ月同じ目標を毎日実行しても良いです。ぜひ試してみて下さい。

自己肯定感が上がりつつあるぞ、と知る方法は?

人には、思考の癖があるので、マイナスのことを考えがちの人は、よほど意識を変えない限り、マイナスのことを考えます。ちょっとしたことで、ああ、私はダメだとか、やっぱり無理だとすぐに考えてしまいがちです。

そのようにふと気づいた時に、自分が自己否定していれば、やはり自己否定しているままだと言えます。

目の前のことに前向きに一生懸命取り組んでいると、自己肯定感が上がっている下がっているということを自然と考えなくなります。多少の失敗があったりしても、それを認め、どうしたらうまくいくか、より良くなるかということを、建設的に考えて、行動しようと努めるようになるのです。

自己肯定感は、そもそも自己肯定感とか、自己否定という言葉自体を思い出さなくなると、自己肯定感が上がっている証拠であるとも言えるでしょう。

自己肯定感を高めるための方法のまとめ

自己肯定感を高めるためのまとめです。

最も大切なことは、あなたの存在自体を認めるということです。

  • 何があっても、自分を責めそうになっても「私」を認める
  • これまで頑張ってきたことを思い出す
  • 自己肯定感が低いと思ってしまう潜在意識の理由に気づく
  • その日にやると決めたことを必ず実行する

いかがでしたか?ついつい自分を責めてしまいがちのあなた。

これらの方法をまずは試してみて下さいね。

中には、これらの方法ではなかなかうまくいかないとか、ピンとこないと感じる方もいるかもしれませんね。

また、自分がどのような理由で自己否定に陥っているのかということが分からない、という方もみえるかもしれません。

自分を抑えてきた人などにはそのように、自分自身の本当の気持ちが分からなくなってしまったという方も中にはいます。

深い部分の心理にが分からないという方には、カウンセリングがお勧めです。

 

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